観戦ツアーの参加者はサービスを終えたメカニックもいる。まったくラリーに興味なかった人も友人に誘われて横須賀からやってきた。
「凄いですねラリーのドライバーって!」
デジタルカメラを取り出して撮影を始める人もいる。
「コーナーに明かりがあるんで、ビデをも撮れるね!次はビデオ・カメラを持ってきます。」 楽しみ方も色々だ。
現在、全日本2輪駆動部門で活躍している松本選手のシルビアでのデモ走行なども、競技の合間を縫って行なわれ、これを見た人たちは「すごいですねえ〜!」 と感動。
 
    参加料金は、¥1,000を徴収している。
当初無料とも考えたようだが、実際にお金を払うと「しっかり見てやろう」といった気持ちで参加して貰えるのではないかという主催者の狙いと、 紙代、インク代、発電機の燃料代などの消耗品代に補填している。もちろん、参加者のために保険にも入っている。
 収支を考えれば赤字だろう。
川又は「生活に影響するほどの額ではないので私が立て替えるという形で処理しています。イニシャルコストは照明関係の数万円ですので・・・(^^;  いつか回収できたらいいな?」と話す。

 確かに、労力の要る仕事だが意味は大きい。埼玉・群馬シリーズ、イースト・シリーズと内容は違うが、新たな試みとして今後も続けて欲しい活動だ。
  今年もイースト・ラリー・シリーズの中で5戦の観戦ツアーを計画している。現状では昨年と同様で数箇所のギャラリーコーナーを設定してライトアップ&参加者紹介資料&有名ドライバーのデモ走行&体験同乗走行を考えている
 デイライト・ステージも可能なら行なう。
また主催者からのギャラリーツアー参加者へプレゼント、クレデンシャル&車両通行証によるギャラリー・コントロールもちろんスケジュールが許せばサービスポイントの見学なども行なう予定。
また、ギャラリー移動用コマ図の配布(昨年光圀で実施して結構受けたんで・・・(^^;)。、ギャラリーにもラリー気分を味わってもらいたいというのが主催者の声。
 川又は、1年の試みでギャラリーに楽しんでもらうためには、主催者が「ギャラリーにも楽しんでもらおう」というスタンスでラリーの設定を考えないといけないということを感じた。
つまりラリーの設定をする際に、ギャラリーに見せたい場所をあらかじめ主催者が強く意識してコースとタイムスケジュールを設定しないと数箇所移動しながら見られるものが、結局1箇所しか見られず待ち時間ばかりかかってしまう・・・といった状況になってしまう。
やはりスタートを見送って、1stのギャラリーポイントに移動してサービスポイントに戻って見学&休憩、2stのギャラリーポイントに移動して現地解散といったパターンが飽きられにくい。
 また1stリタイヤ・クルーが2stのギャラリーに参加できたり、参加者のサービス・スタッフが1stを見てからサービス開設に間に合うとかサービス終了後2stのギャラリーに参加できるとか、そういった設定ができたらさらにgoodだと考えている。
 「最も重要なことは"一期一会"の気持ちで取り組むことだと思います。」
「今回ギャラリーに来てくれた人たちは、もうあえないかもしれない」という気持ちで最大限楽しんでもらえるよう努力することが重要です。
そうすることでリピーターが増えて、そのリピーターが新規ギャラリーを生む・・・そんなサイクルが出来上がるよう努力しなければいけないと思います。
という心構えも披露してくれた。
 
   最後にこのようなイベントを考えている人たちの参考になればとアドバイスをくれた。
お金をかけなくても「手間を惜しまなければ楽しんでもらえる」と昨年、数回開催してそう実感しました。
ただ主催者はラリーの設定などで頭はいっぱいになってしまうのが実情かと思います。
主催者がギャラリーまで面倒を見ると、つい片手間になってしまうもので、ラリーの設定を熟知して主催者と連携してラリーの流れを乱さずギャラリーも最大限楽しめるようにするためには、主催者の考えを理解できるギャラリー・ツアーコーディネーターが必要だと思います。 ■