■競技会名称:全日本ラリー選手権
四輪駆動部門 第7戦/二輪駆動部門 第7戦
加勢裕二杯クスコ モントレー2003■
■会場:群馬サイクルスポーツセンター■
■開催日:2003年9月26日(金)〜28日(日)■
■エントリー総数:86台

【群馬へ向けて出発】
月26日(金)曇のち晴。
 7:00に起床。洗車をしたりで、予定時刻を大幅に過ぎてしまい、11:10に出発。今回は、「中央道→長野自動車道→上信越自動車道→関越自動車道」というルート。夕方には着いて、サービス風景が少し見たいのだけれども、この時間からだと厳しいかな。
12:55、駒ケ岳S.A.に到着。ここの名物「ソーツカツ丼」は少し自分には量が多いようだったので、これのミニ版(¥260)を頼む。けれどもカツは揚げたてだし、柔らかいしで美味。
岡谷JCTから長野自動車道へ。多かった車の量もグッと減り、安曇野周辺も最高の景色で「ラリー観戦はこういう道中もいいんだよね」と浸りながらのドライブ。

 信越自動車道に入ると路面が悪くて、おまけに不穏な動きをするドライバーを時々見掛けたけれども、あとは順調。東部湯之丸S.A.にピットイン。ここは本線から外れると先が更に分岐していて、S.A.とI.C.出口に分かれる仕組み。
ウッカリしているとこんなトコロで高速から放棄されてしまう。既にこの時点で、今朝洗車したばかりのピカピカ車体には虫の血!残骸!エアインテークには蛾のオブジェ・・・。さてココを出ると次は行きの道中最大の目的!?『横川S.A.』に。
無事にここ横川名物『峠の釜飯¥900』の売店を見つけ、Get!これで今晩の楽しみができた。
関越自動車道は車線数も多く走りやすい。 月夜野I.C.で降りて、17:10群馬CSCに到着。しかしギャラリー駐車場からサービス会場まではリフトで降りて行くのだけれども、今日は稼動しておらず、外の外周を歩いて行くという手もあったのだけれども、日が落ち始めていて人さらいにでも会いそうな雰囲気。今日は大人しくホテル入りし、駅弁を食べて明日を待つことにした。

【LEG1:群馬サイクルスポーツセンター】
月27日(土)快晴。
 6:10起床。昨日の晩の電話でオフシャルに確認したところによると、ゲートオープンは8:00とのことだったけれども、8:30にギャラリー駐車場に着くと、既に長蛇の列。チケットをまだ持っていなかったので、2日券(¥3,000)を買い最後尾に付く。…と、向こうから懐かしい顔の二人。オーストラリアWRCでお世話になったスバルの上杉監督とロジャーさんだった!信じられない光景に思わず列を離れて挨拶に。再会を喜んだものの、ロジャーさんの質問にもまともに答えられず、自分の英語力のなさに悲しくなる。

  ートが開き、リフトに乗ってサービス会場へ。リフト下を走るコースには試走している競技車がいて、ワクワクしてくる。ラリー車を上空から眺めるなんて、また楽しい。
今回のサービス内にはギャラリーが入ることができず、仕方なくHQ辺りをウロついていると、ベンチに座っているオジサマと目が合った。「えっ!?」
実は、前回の秩父は『ネコステ山岳ラリー』で、同じく競技終了後にサービス会場をウロついていた時、オジサマ3人衆に声を掛けられた。「遠くから観戦に来たの?」なんて聞かれた後、「群馬モントレーも行く予定だよ」と言うので、「モントレーは自分も行くつもりです」と言うことで"また会えたらいいね"なんて別れたのだけれども、まさか再会できるとは思ってなかったのでビックリ&感激。群馬に向かう道中で、"あのオジサマ達も来るなんて話していたけれども、本当にいるかな?来ているとしても会場は広いし、モントレーはギャラリーも多いしどうかな?"なんて思っていたのに。
今回は仲間が一人増えてオジサマ4人衆に!お互い会えて良かったねと言いつつ、記念撮影会に移行。
その後はSTiブースで『インプレッサストラップ(¥1,500)』を購入したりして、来るコースオープンを待つ。 もう一人、驚きの再会があった。同じくHQ前でバッタリ出会ったその人は、オーストラリアWRCへ「ナイトフッドツアー」で日本から観戦に来ていたスペクテイターの一人だった。お互い目が合って、「あっ!」と言う感じ。やっぱりラリーが好きで今回も観戦に来たんだなぁ・・・と思っていたところ、何故かレーシングスーツを着ている。実はDr.さんだったそうで、ゼッケンNo.85、チェレンジクラスの秋浜さんだった。こうやってラリーで知り合った人と、また別の会場で顔を合わせたりするのって面白いなって思う。

【LEG1:SS5・SS6】
 ースオープン間近になると、入り口付近にギャラリーが押し寄せてきた。こちらもポールポジションでスタンバイ。10:10、いよいよコース開放!…と同時に一気に先頭集団に踊り出る!が、しかしこんなところで苦手な持久走が足を引っ張るとは。ジリジリと遅れ始めるものの、気力で走り続ける。すると前方に障害物。リタイアしてしまったNo.30号車が道をふさいでいた。ここでトップランナーに追い付きリスタート。今度は根性で逃げ切り「観戦エリアロープギリギリ最前線」を陣取る。座ってペットボトルをあおり、死闘を降り返っていたところ、再び前方を通過するオジサマ4人衆を発見。一緒に観戦することとなった。たまにはこうやってギャラリー同士交流しながらの観戦も楽しい。チョコボールやココアクッキーをいただいたりと、プチ遠足気分。

 S5(1本目)は下り。11:29に1号車が来る。奴田原選手・勝田選手は派手なドリフトで沸かせてくれた。
順調に始まったかのように見えて、ゼッケンNO.27が通過したところで一旦競技中断。その後も何度か間隔が空き、結局競技が終了したのは14:00だった。
日向の暑さで少し体力を消耗したことと、出走台数が多いこと、間延びしたことで最後の方は居眠りしているギャラリーを何人か見掛けた。私自身、最後の方はダレ始めてしまった。2本目までト*レにでも行っておこうかと思ったところ、結局1本目が延びたことでコースクリアの時間が短縮され、クローズドは14:09とのこと。んっ、あと9分!?カメラアングルを変えたかったので、反対側の崖の上へ移動し撮影することにした。遠回りをしている余裕はなく、山猿のように手足を使って一直線に斜面を掛け登って行く。頂上にいた他のギャラリーの目が忘れられない…。





  本目のSS6は14:40に1号車が通過。アングルはいいのだけれども、色々な障害物がカメラに入り、なかなか思うような位置で写真が撮れない。ダブル新井選手のデモ走行が終わった15:55に2本目終了。また1本目と同じ場所で撮影をする為に下山する。今度は次のSSが始まるまで少し時間が取れて、やっとト*レに行くことができた。

  3本目は16:35にスタート。ところが登りというから場所を変わったのに、キャンセルになったSSがあるため今度も下りとのアナウンスが入る。え〜、またバックの絵しか撮れないよ…。日中はあんなに暑かったのに、夕方になり陽も落ちかけてくると、寒い!足をガタガタさせながらの観戦となった。4C辺りまでは撮影できたけれども、それ以降は暗くてカメラはあきらめる。でもレンズを通さない肉眼での観戦は車両の動きも良くわかってまたいい感じ。

【競技終了】
 ービス会場に戻ると、SS6でバッタリ会った坂本カメラマンに、出店ブースの一つ『群馬名物:焼まんじゅう(¥300)』を御馳走してもらう。初めて食べたのだけれども、味噌味でとっても美味。お昼はコンビニおにぎり1つだったこともあって、一瞬の内に平らげてしまった。
 辺りはスッカリ暗くなり、すれ違う人が選手かギャラリーかもわからなくなってきた頃、朝と同じHQ前でオジサマ4人衆と再び遭遇。ここまで来ると「運命」!? "また来年!"ということで挨拶をし、別れた。私もまだ明日もあることだし、今日はもうホテルに帰ることにしよう。

【LEG2:群馬サイクルスポーツセンター】
月28日(日)快晴。
 今日は5:00起き。昨日は誰よりも遅くホテルに帰り、私の帰着と共にロビーやら廊下やらの消灯が始まったほどだったのに、今朝はまだ清算用の端末すら立ち上がっていない時間のチェックアウト。当然、係の人はまだフロントに立っておらず、迷惑にも呼鈴を鳴らすと、Yシャツのボタンを掛けながらの登場だった。行動が特異な宿泊者ですみません、ブラックリストに載ってしまう予感大。
 6:45に群馬CSC着。それでも既にゲート前には行列が出来ている。昨日と同じリフトに揺られサービス会場に到着、朝のテント風景をブラブラ眺めていると、既に遠くを歩いているギャラリーの姿が!今日はもうコースオープンしているらしい、出遅れてしまった!急いでギャラリーステージに向かう。昨日と同じところも面白くないので、更に奥へ。ここかな?という場所を見付け、陣取る。すぐ隣りにオフィシャルがいたので、図々しくコースクローズの時間や、2本目開始までの時間等を聞いておく。ポカポカ気持ちの良い秋晴れだったけれども、太陽が雲に隠れると急に寒くなる。空を眺めて雲が切れるのを待ちながら、昨年のように雨が降ってこないことを祈るのみだった。

【LEG2:SS12・SS14】
日は昨日とスタート順が変わり、しかも出走リストが手に入らなかったので、写真が撮りにくい。レンズの中に競技車を捕らえてから、ゼッケンを読みシャッターを押す。
 1本目が終わって少しの休憩。次は逆走になるのでまた場所を変えることにする。 2本目は崖の上から見下ろす感じで観戦するエリア。フェンスが写ってしまうのと、赤いポールらしきものが邪魔だけれども、絵的には面白いかな。
0カーが来たので、カメラを振る練習をしてみたところ、競技車両を捕らえてから、撮影ベストポジションまでの距離が短く少し苦労。どんな風に写っているのか不安。4駆→2駆に入り、お気に入りのC−ONEセリカを待つ。視界にお馴染み青と白のESSOカラーの車体が見えた。「カシャッ」! でもあれ?今のはLUNXだったぞ。今日の出走順はセリカが先のはずだけど、何かあったのかな…。
2Aに入り、次は地元の駒方・船木選手のKeiだから応援しよう。…なんて考えていると、来た!エンジンの音がどんどん大きくなってくる。もうすぐだなと思った瞬間、"バカーン!ドカッ!"。誰が聞いて
も「クラッシュだ!」とわかるような嫌な音が周囲に響いた。丁度、位置的に今日の1本目を観戦していた辺りっぽい。オフィシャルが慌しく目の前を走っていく。"あの音からすると、相当イッてしまっていそうだけど…"。オフィシャルの車が通り過ぎ、興奮した声やアナウンスが聞こえてくる。積車が目の前を通過していくかなと思っていたけれども、間もなくまた競技が再会されたようで、2Bクラスが走り出した。でもそれ以降はあまり集中できず、早くサービスに戻りたい気分。追上車が終了を知らせに来ると、荷物をまとめコースに飛び出した。歩いて行くと、駒方選手がリタイアしてしまった場所はやはり1本目を観戦していた場所で、Keiは無残な姿で置き去りにされていた。ギャラリーの輪が出来ていて、みんな写真を撮ったり、話したりしている。見た感じ、フロントグリルが外れて、Dr.側の窓は飴のようにグニャッと内側に曲がっているし、ラリーに危険は付き物だと再認識してしまう。さて、急いで戻らないと表彰式に間に合わなくなりそう。だいぶ奥の観戦ステージまで入り込んでしまっていたので、競歩状態で他のギャラリーをゴボウ抜きしていく。
急いで表彰式会場へ行くと、ギリギリ間に合ったかなという感じですぐに始まってしまったけれども、気持ちの良い日差しの中、ギャラリーステージとはまた一味違った選手達の表情を撮ることができた。


【群馬サイクルスポーツセンターを後にして】

 彰式が終わると一気に解散ムード、テントも片付けられ帰路に着くサービストラックや競技車が会場を後にする。16:30頃、私も出発することにした。行きと同じく月夜野I.C.から高速へ…と思ったけれども、R53→R58→R145→R146と、草津〜軽井沢の怒号の下道街道まっしぐら。途中、草津周辺で2B「カローラ博多」の岡田選手と遭遇し、しばらく同じルートを取ることになったけれども、こちらがギャラリーだとは知る由もなく、白いセリカが軽井沢のG.S.にピットインした所でお別れとなってしまった。
19:00に佐久I.C.前の「佐久乃おぎのや」に到着。金曜日に引き続き、また『峠の釜飯』を購入。よほど好きらしい・・・。
 慌しく食べ終わると、目の前の高速入口には目もくれず、まだまだ続く節約コース。結局、白樺湖を突っ切り、諏訪I.C.から中央自動車道に乗った。やはり高速は快適、そのままノンストップで順調に走り、日付変更線が変わるまでには余裕を持って自宅に着くことができた。
 振り返ってみると、今回のラリー観戦も、出掛ける前には想像もしていなかったような人達と会場で出会い、ラリー自体も色々なドラマがあったなぁ。やっぱりこれだからギャラリーはやめられないんだよね!