ギャラリー・ステージを行ったり来たり
   

■ 競技会名称:全日本ラリー選手権 第5戦
 シンフォニーラリー2006 inひよし■
■会場:南丹市■
■開催日:2006年6月23日(金)〜25日(日)■
■エントリー総数:48台

【試合直前メンバー交代】
6月24日(土)快晴
 今回のラリーは、「チケットぴあ」で前売券を購入し(当日券¥2,000より¥500も安かった…)、会社の友人と行く予定であったが、前日の晩になり"体調不良につきキャンセル"のメール。
えぇぇ!!! 急遽「7時間後にラリー観に行かない?」と言う有り得ない勧誘電話で声を掛けた、地元のI君のインプレッサで4時に自宅近くで待ち合わせ。

 東名高速から名神高速道路へ。道中のサービスエリアでドライバー交代し、初のインプレッサ試乗会となったが、癖もなく非常に運転し易い。
高速を下りて、京都縦貫自動車道へ向かう途中のコンビニで昼食を調達しておく。
京都縦貫自動車道は園部I.C.から一般道へ。一昨年の京都ラリーとルートは一緒のようだ。
「スプリングス日吉」で休憩しようと近付いたところ、まだ開場していない入口ゲートからは、当日券を求める車両の長蛇の列。一般道をギャラリーの車が占領してしまい片側車線を封鎖せよ!な光景はちょっと考えもの。
丁度、目の前を勝田号のスバルブルーインプレッサが、そのギャラリー渋滞を横目に眺めながら通過して行った為、私達も寄り道はやめて後に続く。
会場の「府民の森ひよし」へは7:00過ぎに到着、まずは椅子を持って場所取りに向かおう。

【ギャラステ4本でお得感満載】
 最初はステージマップで言う「ギャラリーポイントC」、オフィシャルの横に腰を据え、コーナーを狙うと、バックにギャラリーも入って様になる。しきりにカメラを振っていると、オフィシャルの一言。「ここからだと、お尻しか撮れないよ」。来ると思っていた方向とは逆走だったらしい・・・。

ラリー初観戦のI君は勝手がわからず、申し訳ないことに、ただ黙って私の後ろに立っている。
焦って観戦場所を「ギャラリーポイントB」に移した。右コーナーの目前の木立の中に店を広げる。
荷物を置いて、サービス風景の見学に向かう。週末の京都は大雨の予報が出ていたので雨具携帯で参上したのだが、真上に広がる晴天からは、暑いぐらいの日差しが降り注いでくる。

スタートの時間が近付いていたので、ゲート前に場所を移す。真正面に構えて周囲を見渡すと、集まってきたギャラリーの数に圧倒された。
ギャラリーステージ1本目のSS3は、10:31に0カースタート。
コーナーを曲がり切った辺りでシャッターを切るが、どれも後ピン気味の写真で、なかなか決まらない。
ファインダー越しに車両を追っていると、ゼッケン30号車が、コーナリングの最中にグリップを失ってこちらに突進してくるのが見えた! 車速からして止まれない? 視線の先には家族連れが…。
とその時、ギャラリーとコースとの間に掘られた排水溝と思われる溝にハマってストップ。ギャラリーからは溜息が漏れた。
やっぱりこの臨場感は、現場で観戦してこそ味わえる醍醐味。

2本目は「ギャラリーポイントC」。
斜面を上の側道まで登り、下のコースを見下ろす形の撮影だ。昼食を取りつつ、12:17スタートのSS6を待つ。
やがて0カーが現れ、コーナリング中を数カット収める。ゼッケン3の北村選手は左フロントフェンダー付近をヒットさせてしまった模様。
終わって3本目はまた「ギャラリーポイントB」へ戻る。
シャッターチャンスは1本目と同じ場所だが、狙う位置は先程より若干遠方に。
今回はSS終了毎にコース開放となるので、サービス横の出店で冷たいお茶を買ったり、トイレを済ませたりと、次のSSまで自由に動くことができ、ステージ内に拘束されずに済む点が嬉しい。

SS9は00カーが14:51スタート。デジカメのモニターで確認した感じ、やはりフロントにではなく、サイドのゼッケンにピンが合ってしまっているようだ。
目前を真横に流し撮りもしてみるが、あまり面白い構図にはならなかった。
 ギャラリーステージも3本が終わる頃には、会場を出て行く車両も目立つようになり、4本目まで残る観客はそう多くはないように見受けられる。
お陰でほぼ独占状態となった「ギャラリーポイントA」にレジャーシートを広げていると、遠く水野カメラマンがこちらへ向かって来るのが見えた。少し話した後、またそれぞれの持ち場へ戻る。
2コーナー先の彼方に、ボチボチと1桁ゼッケンの車両が集まって来ているようで、望遠レンズで覗いてみると、選手は車外で雑談したり、暑さのあまりレーシングスーツを腰から下まで降ろしてしまっているドライバーもいたり・・・。

16:29開始予定のSS12は、トラブルが合った為か、1号車がスタートしたのは17:09だった。
しかしギャラリーの顔を一様に日焼けさせた陽射しも落ち始め、カメラを通して見えるアスファルト路面は、最終ゼッケンの通過する18:00過ぎにはすっかり影に覆われていた。

荷物をまとめて斜面を登って行くと、上の芝生の広場には競技を終えた選手達が、優勝者から成績順に並んでいる。
先頭から奴田原選手、勝田選手、石田(正)選手、松井選手、北村選手、炭山選手。
セレモニアルゴールでは、優勝した奴田原選手がボンネット上でシャンパンファイト。2位の勝田選手と3位の石田(正)選手は、車両から半身乗り出し、サービスショット。
朝のスタート時とは、ギャラリー数は比べ物にならないが、それでも熱心なファンはお目当ての選手にしきりに声援を送って見送っている。

 今日はデーラリーだったこともあり、まだ日が残っているうちに帰ってしまうのも寂しいような気になってくる。
表彰式があるという噂を聞いたので、「亀岡ハイツ」まで行ってみようか? ナビに施設名が出なかったので、同じ目的地へ向かうラリー車の後を付いて行かせてもらうことにした。
途中、ヘッドライトの明かりだけが浮かぶ暗い1本道を抜け、「亀岡ハイツ」に着いたものの、中へ入るとロビーでたむろする選手の姿から、今日はこれ以上何もイベントはなさそうだった。

 この時間まで引っ張ってしまったI君と共に、帰路に着くことにしよう。
初めてのラリー観戦と、一眼レフで撮影した写真。いつかこれらを見せてもらいながら、彼の目には全日本戦がどんな風に映ったのか、聞かせてもらうことにするかな。