チボー・ダート・アタック

オートスポーツランド砂川ダートコース
2019.5.19
   
2019年JAF北海道ダートトライアル選手権 第3戦
2019年JMRC北海道WinmaXダートトライアルシリーズ 第3戦

2019年JMRCオールスター選抜
撮影/報告 北海道・十勝 前田 進  
  
 北海道ダートトライアルシリーズの第3戦が開催された。 会場はおなじみのオートスポーツランド砂川だ。

今年の北海道はこの時期としても雨が少なく、第一次産業の農業にとっても水不足の様で、路面状況も当然ドライで土埃も多く、風も少なめ、視界に影響するほどでもないが埃が滞留する場面もあった。
天候は良いが暑いというほどでもなくコンディションは上々、2ヒート目も路面の変化も大きくはなくタイムが書き換えられていった。

コースはスタート後すぐに右に折れながら下の段に入り、うねりながら上の段に戻り右、そして左に回り込み、今度は右、ゴール手前では左となる1.79Km。
  
2019年JMRC北海道ダートトライアルシリーズチャンピオンクラス 第3戦
  
RWD (エントリー5台)

 エントリーは5台、1本目、1番手は柴田純ビートでかなり積極的に攻めるがやはりパワー不足は否めず1分55秒、続く吉川高利BRZは1分50秒、3番手の田中光徳86はコースを大きく使った走りで1分47秒、使い込んだRX-7を駆る熊谷和幸も大胆な攻めで田中をコンマ差で上回る、和泉泰至86は緩やかにノーズを入れゆったりと回り込む安定した走りで1分44秒を記録し首位に立った。

 2本目、吉川はトップの和泉にコンマ3秒交わして首位に立った、しかし田中は自己タイムを5秒以上短縮し即座に首位を入れ替える、熊谷は大きなドリフトアングルで攻め43秒をマークするが2位のポジションだ、ラストの和泉はコースに逆らわないシュアーな走りで41秒台に入れ今季2勝目を挙げた。

1 位 和泉 泰至 トヨタ 86 01′41″685
2 位 田中 光徳 トヨタ 86 01′42″611
3 位 熊谷 和幸 RX-7 01′43″354

左から1位、2位、3位
  

 
FF-1 (エントリー14台)

 1本目、1番手の山中俊嗣ヴィッツは2分フラット、昨シーズンから久々にカムバックの棚瀬昌樹スイフトが1分47秒、1台置いて藤原稔広スイフトもカムバック組で1分48秒を記録。3台置いて坂本英彦スイフトはタイトコーナーで若干アウトに押されるが1分45秒で抜け出した。井土拓巳スイフトがコンマ差で坂本を交わし首位に立った、昨年ここの大会で優勝している左近弘道スイフトは的確な走りで1分43秒を叩き出す。2連勝中の内藤修一スイフトは早い位置から姿勢を作り、抜群なコース取りの走りで1分42秒と他を圧倒。

 2本目、棚瀬がトップの内藤と全くの同タイムを出してきた。少し置いて坂本は外に押されるギリギリの走りで1分40秒をマークしトップに躍り出た。
終盤の井土、田丸、左近の3台が連続して1分41秒台で並び鎬を削る、ラストの内藤は危なげない安定した巧みな走りで唯一1分40秒を切り今季3連勝目を飾った。

1 位 内藤 修一 スイフト 01′39″105
2 位 坂本 英彦 スイフト 01′40″291
3 位 左近 弘道 スイフト 01′41″163
4 位 田丸 豪 スイフト 01′41″164
5 位 井土 拓巳 スイフト 01′41″897
6 位 棚瀬 昌樹 スイフト 01′42″618

上)左から1位、2位、3位 下)左から4位、5位、6位
  

 
FF−2/ 4WD1(エントリー13台)

 1本目、昨年のジュニアクラスからの移籍の中村つよしシシビックが1分43秒、続く佐久間健司インテグラも同じく1分43秒、池田雅将シビックもジュニアからのステップアップ組で1分42秒と好走。
クラス唯一の女性ドライバー森元茜シビックはコース中盤で駆動系トラブルによりスローダウンしリタイヤ、そのリタイヤで再出走の原宴司ストーリアは10年振りぐらいのエントリーであろうか? 走りは衰えてなく1分38秒を記録、第2戦優勝の中澤昌彦インテグラは1分40秒、一昨年のシリーズチャンピオン海野正樹インテグラが原に0.061秒差で2位につけた、昨年のシリーズチャンピオン川口昭一インテグラは原に0.046秒差をつけてトップを奪った。

 2本目、中村が1分38秒台だがコンマ差で首位に立てば、即座に佐久間が首位を入れ替えた、3台置いて原はリズミカルな走りで一挙に1分35秒を叩きだして来た。
海野も2秒以上短縮するが届かず、川口も力走するが若干流され1分37秒で3位に留まった、4位には全日本ランカーの宝田ケンシロースイフトが入った。

1 位 原 宴司 ストーリア 01′35″490
2 位 海野 正樹 インテグラ 01′36″447
3 位 川口 昭一 インテグラ 01′37″209
4 位 宝田 ケンシロー スイフト 01′37″455
5 位 永井 秀和 シビック 01′38″064
6 位 佐久間 健司 インテグラ 01′38″301

左から1位、2位、3位、 下)左から4位、5位、6位
  

 
4WD−2 (エントリー9台)

 1本目、1番手の江藤貴文ランサーの1分40秒、萩中庄吉ランサーの1分37秒、高山繁インプレッサの1分35秒、日詰教之ランサーの1分34秒、五十嵐貴右ランサーの1分33秒、伊藤上司ランサーの1分32秒と1台走るごとにタイムが更新されていった。しかし残り3台のところで板岡史朗インプレッサと島部亨ランサーは共に1分33秒台、昨年のシリーズチャンピオン小林茂則ランサーは1分34秒で、伊藤がトップを奪った。

 2本目、日詰が1分32秒台で伊藤に続いた、五十嵐は回り込んだコーナーも流し込むようにスムーズに走り自己タイムを1秒半圧縮し1分31秒を刻んできた、伊藤はタイムを落としてしまい首位陥落、島部は32秒台、小林は33秒台に留まり、五十嵐は今季2連勝を果たした。

1 位 五十嵐 貴右 ランサー 01′31″876
2 位 伊藤 上司 ランサー 01′32″103
3 位 島部 亨 ランサー 01′32″704
4 位 日詰 教之 ランサー 01′32″895
5 位 小林 茂則 ランサー 01′33″352

上)左から1位、2位、3位 下)左から4位、5位、表彰式
  
2019年JMRC北海道ダートトライアルシリー
 
J−1 (エントリー4台)

 1本目、1番手の藤原涼雅ミラージュは1分54秒、そして土佐岡慎セリカ、金山直矢ヴィッツも1分54秒台で並んだ、薮田淳司スイフトはミスコース。

 2本目は全車大幅にタイムを更新し、金山は10秒以上縮める1分43秒で優勝を果たし、前戦に引き続き2連勝を飾った。

1 位 金山 直矢 ヴィッツ 01′43″362
2 位 藤原 涼雅 ミラージュ 01′44″903

左から1位、2位、表彰式
  

J−2 (エントリー5台、出走4台)

 チャンピオンクラスに移った選手もあり少なめである。1本目、1番手の森等ブーンは1分56秒、白尾泰インプレッサは1分40秒、第2戦優勝の西村俊希ランサーは1分36秒、村上周インプレッサは豪快に踏み抜き1分35秒をマーク。

 2本目、白尾は村上にコンマ差で肉薄、西村はタイムを落としてしまった、村上は1本目と同様に積極的な走りで自己タイムを3秒短縮し、第1戦に続き今季2勝目を手中にした。

1 位 村上 周 インプレッサ 01′33″677
2 位 白尾 泰 インプレッサ 01′35″906

上)左から1位、2位、表彰式
  

AT-2 (エントリー1台)

中村卓司インプレッサが2本目には10秒近くタイムを更新した。

1 位 中村 卓司 インプレッサ 01′59″753

  

  
賞典外 (エントリー2台)

 1週間後に全日本戦が控えていることもあってか、北條倫史ランサーと田辺剛ミラージュがエントリーし豪快な走りを披露した。

1 位 田辺 剛 ミラージュ 01′29″630